「氷だけは、なぜか持ち込めなかった」を終わらせる!PowerArQのポータブル製氷機、開発秘話と魅力に迫る
ゼロからの設計:家庭用とは違う「キャンプ向け」製氷機
開発を始めたPowerArQが最初に直面したのは、「キャンプ向け製氷機」というジャンル自体が存在しない、という事実でした。
世の中にはたくさんの家庭用・卓上製氷機があります。しかし、そのほとんどは「家のキッチン」での使用を前提に作られています。例えば、デザインは白や銀の「家電然」としたもの。消費電力はポータブル電源での使用を想定しておらず、サイズもキッチンカウンターに置く前提のフォルムです。給水方法も屋内向けに設計されています。
これらをそのままキャンプサイトに持ち込んでも、せっかくのアウトドアの雰囲気を壊してしまいますし、ポータブル電源との相性も最適ではありません。「製氷機があればフィールドが変わる」と分かっていても、これでは選ぶに値する選択肢が市場になかったのです。
PowerArQは、この問題を解決するため、すべてをゼロから設計し直すことを決意しました。フィールドで使うみなさんにとって、「家電を持ち出した感じ」と「最初からアウトドア用に設計された道具」との間には、現場での快適さに大きな差が出るからです。
品質と価格、そして譲れない「氷の質」
製氷機の開発で最も大きな議論になったのは、品質とコストのバランスでした。理想を言えば、業務用に近い速さで氷ができて、しかもバーベキューのように気温が高いシーンでも溶けにくい、密度の高い氷が欲しいものです。
しかし、こうした水準をすべて盛り込もうとすると、コストが大幅に跳ね上がってしまいます。そうなると、フィールドで気軽に手にとれる価格帯から外れてしまうでしょう。逆にコストを抑えすぎると、家庭用の量産品と変わらない仕様になってしまい、「アウトドア用にゼロから設計し直す」という出発点が崩れてしまいます。
PowerArQが探したのは、この両方を満たす着地点でした。工場と何度もやり取りを重ね、「フィールドで満足できる氷が作れて、それでいて、ちゃんと買える価格で出せる」という絶対条件を追求したのです。
特に譲れなかったのは、「氷の質」です。バーベキューのように気温が高い中でも、ドリンクに入れた瞬間に薄まらず、夕方まで形を保ち続けてくれること。家庭用によくある白く濁った薄い氷ではなく、密度の高い上質な氷を作ること。ここだけは、価格を理由に妥協しなかったそうです。
さらに、製氷段階によって氷の厚みを細かく切り替えられる設計に工夫を凝らしました。「とにかく早く氷が欲しい」ときは薄めに、「バーベキューで長く持たせたい」ときは厚めに、と使い分けが可能です。これにより、質の高い氷を確保しつつ、速さも諦めない、一台で二役をこなせる構造を実現し、品質とコストのバランスを両立させています。業務用のような「最速」でも、家庭用のような「最安」でもない、まさに「ちょうどいい」を狙った設計と言えるでしょう。
フィールドの景色を壊さない「デザイン」へのこだわり
色選びも、PowerArQにとって大きなこだわりでした。ベースカラーは「コヨーテタン」で検討が進められました。ポータブル電源、ポータブル冷蔵庫、DuoPotといった既存のPowerArQ製品が並ぶキャンプサイトに、この製氷機が加わったとき、すべてが同じトーンで揃う景色を作りたかったからです。
しかし、製氷機という製品は、単に「コヨーテタン一色」にするのが想像以上に難しかったといいます。一つは配色の問題です。本体すべてを同じトーンにしてしまうと、機能パーツの存在感が消えてしまい、のっぺりとした印象になってしまいます。かといって差し色を入れすぎれば、フィールドの景色から浮いてしまう。どこに、どのトーンを配置するか、何度もサンプルを並べては調整を重ねたそうです。
もう一つは、素材の問題です。製氷機は使用箇所によって素材が変わります。同じコヨーテタンを指定しても、素材が違えば光の反射や見え方が微妙にずれ、こだわりのカラートーンから少しずつ離れていってしまいます。サンプルを取り寄せては「これじゃない」と繰り返し、求めていた水準に揃えるまでに、相当な時間を要したとのことです。
家電的なホワイトやシルバーでも、機能的には問題ありません。しかし、PowerArQの製品の隣に置いた瞬間に、サイトの景色は崩れてしまいます。色を貫くことは、ユーザーが過ごすシーンへの敬意。手間はかかっても、ここは妥協しなかったそうです。このこだわりによって、「なんとなく集めたバラバラの家電」ではなく、「一つの世界観として揃ったギア」として、サイトに並べたときや写真に撮ったときに、その違いがはっきりと現れるでしょう。
PowerArQが描く、夏の完成形
ポータブル電源で家電が使え、冷蔵庫で飲み物が冷え、冷却ウェアやポイントクーラーで暑さを凌げる。DuoPotで温かいごはんが食べられる。そして、製氷機で氷がフィールドにある。
PowerArQの夏のラインナップは、このポータブル製氷機が加わることで、ようやく完成形に近づきます。フィールドで、家にいるときと同じ「あたりまえ」が成立する。それこそが、PowerArQが目指してきた夏の形なのです。
製品概要:ポータブル製氷機 PowerArQ Ice Cube Maker
透明な角氷を最短10分で製氷でき、1日最大15kgの大容量タンクを搭載した、キャンプや車中泊でも使える「ポータブル製氷機」です。

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型番: HZB-15AF
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電源: AC100V(50/60Hz)
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消費電力: 約180W
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氷の厚さ調節: -6分〜+6分(1分単位で設定可能)
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製氷サイクル時間: 通常約10〜25分(環境により最大35分)
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1日の製氷量: 最大 約15kg
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タンク容量: 合計2.0L
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保冷機能: なし
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自動洗浄: あり(約20分)
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予約タイマー: 1〜24時間
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動作環境温度: 10℃〜40℃
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カラー: コヨーテタン
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同梱物: アイスバスケット・アイススコップ・水タンク・水タンクの蓋・取扱説明書
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価格: ¥27,500(税込)
ブランド紹介:PowerArQ
冒険に、あなたらしさを
こだわりのギアと出かけるキャンプ。仲間や家族と楽しむアウトドア。毎日の生活から離れ、花鳥風月に親しみ、日常では味わえない空間や思い出を創り出す。初めての場所でも、馴染みの場所でも、あなただけのひとときを過ごすことができる。冒険は価値あるもの。さあ、一緒に駆け出そう。
























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